2010年7月4日日曜日

ホイホイ


オカルトと写真は構造上に良く似た点を持つ。オカルトは宗教と科学の間に存在し、写真は表現と記録の間に存在する。この二つの分野において、白黒をはっきりさせる、いずれかの極に属すると結論付けることは盲目になることを意味する。どちらも、常に狭間において、その存在を問われ続けるべきものである。オカルト、写真のどちらもが、今ここにはないものの表象として立ち現れる。

0 件のコメント:

コメントを投稿