この1年で私は10kg太ったが、これは自分自身に対する攻撃の産物である。そのせいでハイヒールを履き、時々は髪をおろすようになった。そうすることによって太った事実をある程度ごまかせるからである。より醜くなることを望みながら、一方では隠そうとする矛盾がある。
優れた踊り手は動きにも肉体にも無駄がない。アポクリフを観ながら、改めてそれを痛感した。コーランと聖書がモチーフになった舞台である。演出家のシェルカウイは、イスラム教は平和な宗教だと定義されているとつぶやく。
ピナ・バウシュの作品「私と踊って」を思い出す。この公演を見て、自分のセクシュアリティを以前よりは素直に受け入れられるようになった。言葉ではなく、舞踊、身体の動きによって伝わるものがある。本当に美しいものはそう多くはない。それは思いもよらぬものを観る者にもたらす贈り物だ。
私、私、私、勢い余ってドリスのドレス購入。今度は舞ってみようかと。70%引きでも高い。今月は塩ご飯と水で乗り切ろう。
返信削除デブってもやせててもどっちでもよくて、ゴールドのヒールが似合う人でいられればそれでいいんじゃない。
そんなあなたが大好きです。似合うし。生を豊かにする美しさがあるよね。
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