の誕生日。タクシーの窓から、車にはねられたであろう動物を見つけ、沈んだ気持ちが余計重くなる。何も話さずに、処方だけを変えてもらえるだろうか、出来ればそうしたかったが結局、ぼろぼろな話を聞いてもらう。希望通りの処方箋を書いて下さる。
生まれ年によって守護神を決める寺がある。それによると私のは薬師如来らしいんだけど、と言おうとするといや君は阿修羅でしょ、と遮られる。
かなしいときにかなしい歌をきくのはもうやめた。
OB/SESSION から 今ここ http://imacoco-k.blogspot.com/ へ。
2010年11月7日日曜日
2010年11月5日金曜日
意志に反して、死が身近にあった時、私は漠然と何かの代償を払わされているのだ、と感じていました。何か、というのははっきりとは分からないのですが、それに近づき過ぎた為に現在があるのだ、と考え、少しでも時間が出来ればその何かを表しているもの、何かに近いと感じて来たものを処分し続けました。書籍、ビデオテープ、雑貨などです。今にして思えば、そのように行動する事で、思考を停止させる、安全装置のような働きを求めていたのかもしれません。何か、という言い方は無責任ですが、強引に定義するなら、私の考える「世界」や「真理」といった言葉に近いものです。私が処分した世界や真理の写し絵は、不条理で、暴力的で、忌わしく、醜いものばかりでした。美しく、柔らかいものなどひとつもありませんでした。
世界は全くその通りです。処分をしながら私が立っていた、その場所さえその一部なのですから、滑稽な動きをしたものです。単に私自身が脆弱なだけなのかもしれません。しかし私には怒りがあり、それにのっとって行動を起こすだけの力は残っています。せめてもの幸いだと、考えることは間違いでしょうか。
世界は全くその通りです。処分をしながら私が立っていた、その場所さえその一部なのですから、滑稽な動きをしたものです。単に私自身が脆弱なだけなのかもしれません。しかし私には怒りがあり、それにのっとって行動を起こすだけの力は残っています。せめてもの幸いだと、考えることは間違いでしょうか。
2010年11月3日水曜日
2010年10月23日土曜日
2010年10月21日木曜日
2010年10月18日月曜日
2010年10月13日水曜日
性的、の言葉がずっと気にかかっていたが、クンダリニーを指しているのだろうか。(S先生の中には無い単語かもしれないけれど。)それなら何となく分かる。太陽が体に入るイメージは、東洋医学においては孕む、受胎を意味すると鍼灸師から12年前に聞いた。それが暴走してるって、ヨガの人は言うかもね。皮肉なことに、禅病ともいうらしい。でもなんでみんなそんなに求道するの。悟りを開いたり、高次のステージに上がってどうするの。煩悩なんて日常生活で摩耗しない?今の私は精神世界には全く興味が無いし、ケミカルなものを体から抜こうとしている最中だけれど、その反対側の極に近づこうとも思わない。煙草もカニカマも買うし、ペプシも発泡酒も飲んでる。オーガニックって聞くと少し構える自分がいる。ドレスアップはしないけれど、美味しいものは人生に必要だと思ってる。WWF会員だけど時々はマックでコーヒーを飲んでる。生きるのは楽じゃないけど、せめて真ん中にいたいんだ。
2010年10月12日火曜日
2010年10月9日土曜日
2010年10月8日金曜日
2010年10月6日水曜日
2010年10月5日火曜日
2010年10月4日月曜日
S.Sambe展 1日中、ソコにいた のお知らせ
2010年9月26日日曜日
10年前のテクスト受け取る。
グローバリゼーションについて、自分なりの認識を確立する必要があるな。でもこれはまず政治の現場にいる方の意見も聞こう。どうしても、例えば、チョムスキーは安全圏から発言している印象があるんだよね。何故か。学者だからかね。サイードやベンヤミンと交互に読むとバランスがとれる気がする。知識と経験の違いですかね。情動の昇華が労働によっては殆どもたらされない今、衝動と本能で動く種類の人間は(金子勝の言葉で言うと、弱い人間が弱く生きる、って事?)経済的な成功は成し得ないと。大多数を占める下層社会の中から、経済的な人間が、効率的に利益を得ていくのがこの国の体系だと。身にしみて分かっていますけれどもね。けれどつい最近、共産主義者の方から、意志的に資本主義の否定を選択して生きてゆくことについて、全くの無意味だ、という意外な意見を頂戴したところ。
また別の話。リビドーを完全にコントロール出来たらどんな人間になりますかね。まあ、ある程度の欲望の充足、という形でしか成立しないとは思うけど。幸福っつう概念を獲得出来るかね。それはそれで危険性もあるでしょうね。ぐっとタナトスにかたよる瞬間があるような気がする。まあ、時々「舵取り、間違ってんじゃねえのか?」って言ってくれる人がいるから、私は幸運なんだろうな。ここ数か月、船にすら乗ってないしな。
明日、というか今日の夜は結婚式なんですよ。7月の頭に、教会での結婚式があって、お決まりの「汝は病めるときも健やかなるときも…」を聞きながら、あー幸せにおなり、って感情と、結婚ってそういうもんなの、って感覚とが混ざって、その日の酒は美味かった。今日の酒もうまいといいなー。以上完全なる散文。新しい薬を今日から試すので、ちょっと興奮気味、夢遊しませんように。おやすみなさい。
また別の話。リビドーを完全にコントロール出来たらどんな人間になりますかね。まあ、ある程度の欲望の充足、という形でしか成立しないとは思うけど。幸福っつう概念を獲得出来るかね。それはそれで危険性もあるでしょうね。ぐっとタナトスにかたよる瞬間があるような気がする。まあ、時々「舵取り、間違ってんじゃねえのか?」って言ってくれる人がいるから、私は幸運なんだろうな。ここ数か月、船にすら乗ってないしな。
明日、というか今日の夜は結婚式なんですよ。7月の頭に、教会での結婚式があって、お決まりの「汝は病めるときも健やかなるときも…」を聞きながら、あー幸せにおなり、って感情と、結婚ってそういうもんなの、って感覚とが混ざって、その日の酒は美味かった。今日の酒もうまいといいなー。以上完全なる散文。新しい薬を今日から試すので、ちょっと興奮気味、夢遊しませんように。おやすみなさい。
2010年9月25日土曜日
2010年9月24日金曜日
2010年9月21日火曜日
2010年9月20日月曜日
2010年9月16日木曜日
perfumeのシングル、星野源ばかのうた買う
2010年9月15日水曜日
あの
噂で知らないと思うけど、ってどういう日本語ですか。もちろん知ってますよ何もかも。今から罵倒する文句を用意しているところですよ。あんたじゃなくてあいつにね。それから、近親憎悪を抱かれる程あなたに似ちゃあいませんよ。最近疲れてるんじゃないですか?あと、おいらくの恋はやめといたほうがいいよ。ろくなもんじゃないから。自分と家族を大事にしなよ。Y嬢の好きなところは、自分に正直なところ。Nさん、お嫁さんみつかるといいね。ええと、泥の話だけれど、散々飲んでる。多分これからはもっと質の悪い泥になっていくんだと思う。酒も薬もいらない。梯子は自然にはずれた。必要なのは水と血です。それくらい解ってる。
必要以上、ってことなんだと思う。過剰。でも重要なことが正しいという訳ではないね。性質かね。
神話は嫌い。不条理だから。ギリシャ神話は特に嫌い。
この間、朝、車に轢かれた雀を見かけてね。重い気持ちで仕事に向かったけれど、帰り道、胴体がきれいに無くなっていてね。このあたりは猫が多いから、きっと食べたんじゃないかな、そうだとしたら、都市にしてはめずらしい、いい弔われ方だな、と思ったよ。
そうそう、スピリチュアル、って言葉には今スピリットは無いよ。黒人霊歌ならまだしも。
2010年9月13日月曜日
オプ
2010年9月8日水曜日
2010年9月5日日曜日
身体について
この1年で私は10kg太ったが、これは自分自身に対する攻撃の産物である。そのせいでハイヒールを履き、時々は髪をおろすようになった。そうすることによって太った事実をある程度ごまかせるからである。より醜くなることを望みながら、一方では隠そうとする矛盾がある。
優れた踊り手は動きにも肉体にも無駄がない。アポクリフを観ながら、改めてそれを痛感した。コーランと聖書がモチーフになった舞台である。演出家のシェルカウイは、イスラム教は平和な宗教だと定義されているとつぶやく。
ピナ・バウシュの作品「私と踊って」を思い出す。この公演を見て、自分のセクシュアリティを以前よりは素直に受け入れられるようになった。言葉ではなく、舞踊、身体の動きによって伝わるものがある。本当に美しいものはそう多くはない。それは思いもよらぬものを観る者にもたらす贈り物だ。
2010年8月30日月曜日
2010年8月16日月曜日
2010年8月1日日曜日
2010年7月19日月曜日
2010年7月15日木曜日
2010年7月9日金曜日
2010年7月8日木曜日
2010年7月4日日曜日
2010年7月1日木曜日
2010年6月16日水曜日
2010年6月14日月曜日
2010年5月29日土曜日
覚書 基地について 1
私が生まれた街には米軍の基地がありました。小学生の頃、学校の窓は既に防音ガラスに変えられていましたが、訓練のために戦闘機が飛ぶと教師の声は聞こえませんでした。米軍は、ある小さな島を定期的に爆薬処理のために使っています。期限切れの爆薬は、陸地で爆発させることによって処理されます。処理の度に街全体が大きく揺れたものです。その島は、今では陸地の殆どを失い、消滅しつつあります。街の中心部、三角州になっている海に面した利便性が高い土地は米軍が基地として使用しています。川をまたいでいるため、大きな橋がかかっており、その名前はフリーダムブリッジというのですが、皮肉なことに、日本人は使用することは出来ません。米兵による性犯罪は日常茶飯事です。一時期、バイクに乗った何者かが、追い抜きざまに女性の臀部を針のようなもので刺すという事件が多発したことがありましたが、つかまった犯人は思いのほか高い地位についている将校クラスの米兵で、本国から家族と共に赴任し、地位相当の住居(一軒家)を与えられており、私の中学校の同級生の母親にラブレターを送り続けていた男でしたので印象に残っています。そのころから、私は音楽を求めて夜遊びを始めるようになりましたが、当時、街のクラブは米兵と米兵目当ての日本人女性の出会いの場でもありました。米兵達は酒を飲み、誰にでも「結婚しよう。」と言いますが、それ以外の日本語は知らないようでした。小競り合いなどが起きると、自宅へ銃を取りに帰ったりすることもあったようです。明け方の道路に薬莢が落ちていたこともありました。美味しいカクテルを出すというバーがありましたが、泥酔した米兵が飛び出して来て追いかけられた事がありましたので、私は夜間はそのバーの近くでは全速力で自転車を漕ぐようになりました。高校生になると、学年内でも目立つ程に美しい少女達は、番長クラスの不良か米兵と交際するのが常でした。少女達は学校を卒業すると子供を産みますが、その頃には父親である米兵は本国に帰っています。
性犯罪ではありませんが、老人がいきなり橋の上から河に投げ込まれたり、金目当てにドーナツ屋の店主が殺された事件などもありました。
私自身は政治的組織に属してはおりません。これは個人的な覚書です。
東京へ来て、飲み屋のアルバイトをしていた時に、青森県の三沢出身の女性を接客したことがありました。基地の話になり、私が日本に米軍基地は必要無い、と言った途端にその客は私の頬をぶちました。三沢は基地のお陰で成り立っている、お前のような小娘に何が分かる、というのが彼女の言い分でした。私はマスターに止められ、殴り返すことは出来ませんでしたが、あの時殴り返しておくべきだったと悔やんでいます。個人がどのような意見を持とうと自由だと私は考えています。ユートピアを幻視している訳ではありませんし、もともと人間というものをそれほど信用してはおりません。例えば日米安保条約が解消されることはないでしょう。必要な仕事は沢山あると思っていますし、その為に税金を払い、選挙日には少しばかりの絶望を抱えながらも投票所に出向いているのです。私が考えているのは、全ての国の、全ての軍隊が、人殺しの為にあるという事実についてです。人殺しの訓練、あるいは実践が彼等の仕事としてあるという事を、もう少し認識したうえで、現実に目を向けるべきではないのでしょうか。
白石桂
性犯罪ではありませんが、老人がいきなり橋の上から河に投げ込まれたり、金目当てにドーナツ屋の店主が殺された事件などもありました。
私自身は政治的組織に属してはおりません。これは個人的な覚書です。
東京へ来て、飲み屋のアルバイトをしていた時に、青森県の三沢出身の女性を接客したことがありました。基地の話になり、私が日本に米軍基地は必要無い、と言った途端にその客は私の頬をぶちました。三沢は基地のお陰で成り立っている、お前のような小娘に何が分かる、というのが彼女の言い分でした。私はマスターに止められ、殴り返すことは出来ませんでしたが、あの時殴り返しておくべきだったと悔やんでいます。個人がどのような意見を持とうと自由だと私は考えています。ユートピアを幻視している訳ではありませんし、もともと人間というものをそれほど信用してはおりません。例えば日米安保条約が解消されることはないでしょう。必要な仕事は沢山あると思っていますし、その為に税金を払い、選挙日には少しばかりの絶望を抱えながらも投票所に出向いているのです。私が考えているのは、全ての国の、全ての軍隊が、人殺しの為にあるという事実についてです。人殺しの訓練、あるいは実践が彼等の仕事としてあるという事を、もう少し認識したうえで、現実に目を向けるべきではないのでしょうか。
白石桂
2010年5月28日金曜日
誰か一杯ジンをおごって!
2010年5月20日木曜日
2008年2月メモ
当然のように、兵士は犯罪を行います。何故ならば、彼等は軍に属しているからです。政治、宗教、思想その他いかなる組織・団体もが内包する疲弊や抑圧に加え、軍事組織に属する限り、彼等の信ずる正義(もしくは単なる任務の遂行であっても)が行使される時ですら、それは暴力以外の何物でもないのです。ある国の軍事施設が他国にある場合、個人レベルでの疲労(精神的、肉体的、経済的な)が限界点に達したとき、それらは組織内部ではなく赴任地域付近で生活する一般市民への暴力という形で発散されます。再教育や取締りの強化など、もしも実際に行われるのであれば、単に抑圧を強めるだけであり、有害なものにしかなり得ないでしょう。ところで、私自身は長年そう考えているのですが、自国に他国の軍事基地があるという状況は、それ自体が害悪である、とはお思いになりませんか?
白石桂
白石桂
2010年4月30日金曜日
金瀬胖写真集「浦廻」
野良犬とは故郷を奪われ、追放された者の暗喩である。…民族学者、宮本常一に倣って言えば、金瀬胖が野良犬のようにさまよい歩いた千葉県の「浦廻」は、知の体験記録として後世に残るものだと思われる。
平嶋彰彦
思えば、暮らしのすぐそばにある楽園の数々が、ただ眺めるだけの光景に変貌するさまを30年余り撮ってきた。だが、私にとって写真とは、痛さとともにそこにある愛に、遅ればせながら気づかせてくれるものに他ならない。
金瀬胖
豊饒と、茫漠が静かに同居している写真集です。書物という半永久的な世界の片隅に、私が生きていた事をおまけの様にさらりと受け入れて下さった金瀬氏に感謝します。2600円+税 ご購入、お問い合わせは下記まで。
現代写真研究所出版局 03-3359-7611
2010年4月29日木曜日
2010年4月12日月曜日
2010年4月7日水曜日
2010年3月22日月曜日
2010年3月13日土曜日
2010年3月5日金曜日
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